〜育児・介護休業給付の徹底解説と重要ポイント〜
育児休業給付とは?
育児休業給付は、仕事をしている人が子どもを育てるために休業したときに、一定の収入を補填する制度 です。
雇用保険から支給され、子育てと仕事の両立を支える大切な仕組みになっています。
支給要件
- 雇用保険に加入していること
- 1歳未満の子どもを養育するために休業すること(条件によっては1歳6か月、最長2歳まで延長可能)
- 休業前の2年間に、賃金支払基礎日数が11日以上ある月が12か月以上 あること
支給額
- 休業開始から180日間は 休業前賃金の67%
- それ以降は 休業前賃金の50%
つまり、最初の半年間は比較的手厚く、その後も生活を支える水準で支給されます。
介護休業給付とは?
介護休業給付は、家族の介護をするために仕事を休む人を支援する制度 です。
高齢化社会において「働きながら介護する」ことを可能にする重要な仕組みです。
支給要件
- 雇用保険に加入していること
- 同一の家族につき 通算93日まで取得可能(3回まで分割可)
- 要介護状態にある家族を介護するための休業であること
支給額
- 休業前の賃金の 67% が支給されます。
制度の意義
- 育児休業給付 → 子育て世代が安心して出産・育児できる社会づくり
- 介護休業給付 → 介護離職を防ぎ、仕事と家庭を両立できる仕組み
どちらも「仕事を辞めずに続けられる」ための制度であり、雇用を守ることが大きな目的です。
介護福祉士試験に出るポイント
*試験では、以下の部分が狙われやすいです。
- 給付額は賃金の何%か(67%、育児は途中から50%になる)
- 育児休業給付は最長2歳まで延長可能
- 介護休業給付は同一の家族につき通算93日まで
- どちらも雇用保険から給付される制度であること
「雇用保険から出る給付」という点を他の制度と混同しないように注意が必要です。
練習問題
問題1
育児休業給付の支給額について正しいものはどれか。
- 休業前の賃金の100%が支給される
- 最初の180日間は67%、それ以降は50%
- 常に休業前賃金の50%が支給される
- 常に休業前賃金の67%が支給される
問題2
介護休業給付について正しいものはどれか。
- 要介護状態の家族がいる場合、無制限に取得できる
- 同一の家族につき通算93日まで取得可能(3回に分けて取得可)
- 育児休業給付と同じく最長2歳まで延長できる
- 保険料を納めていなくても利用できる
問題3
育児休業給付・介護休業給付の共通点として正しいものはどれか。
- 財源は税金である
- 雇用保険から給付される
- 社会保険(医療保険)から給付される
- 国民年金から給付される
問題4
育児休業給付の延長可能期間について正しいものはどれか。
- 1歳までのみで延長はできない
- 原則1歳まで、条件により1歳6か月、最長2歳まで延長可能
- 原則2歳まで誰でも取得可能
- 延長は本人の希望次第で自由に決められる
解答と解説
- 問題1:正解=2(最初の180日間は67%、それ以降は50%)
育児休業給付は前半半年が67%、それ以降は50%。試験では数字の引っかけに注意! - 問題2:正解=2(通算93日まで、3回に分けて取得可)
介護休業給付は同一の家族につき93日まで。無制限ではなく、育児休業とは期間の仕組みが違う。 - 問題3:正解=2(雇用保険から給付される)
どちらも「雇用保険」を財源としている。医療保険や年金ではないので注意。 - 問題4:正解=2(原則1歳まで、条件によって1歳6か月・最長2歳まで延長可能)
育児休業給付は保育所に入れないなどの場合に延長できる。
まとめ
育児休業給付と介護休業給付は、人生の大きなライフイベントに寄り添う制度です。
どちらも 雇用保険が財源 であり、働きながら家庭の役割を果たすためのサポートとなっています。
介護福祉士試験では「給付額の割合」「期間」「雇用保険が財源であること」が重要なポイントです。しっかり覚えておきましょう( ˶˙ᵕ˙˶ )

