【介護福祉士試験対策】介護保険の利用の流れを解説

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〜介護保険の利用の流れの基礎知識と出題ポイント〜

はじめに

介護保険制度は、2000年に始まった「介護を社会全体で支える仕組み」です。
しかし、実際に介護保険サービスを利用するには申請から認定、ケアプラン作成、サービス契約といった複数のステップを踏む必要があります。

介護福祉士試験では、この「利用の流れ」がそのまま出題されることも多く、手順を正しく理解しておくことが重要です。
この記事では、介護保険サービスを利用するまでの流れをわかりやすく整理し、試験での出題ポイントを解説します( ˶˙ᵕ˙˶ ) 


介護保険サービス利用の基本的な流れ

① 申請(利用したいときの第一歩)

  • 利用を希望する本人または家族が、市町村の「介護保険課」や「地域包括支援センター」に申請します。
  • 申請は 本人・家族・成年後見人 のほか、居宅介護支援事業所や施設の職員など代理でも可能です。
  • 試験ポイント「申請先は市町村」であること。

② 要介護認定調査

  • 市町村の職員や委託された調査員が、申請者の自宅や施設を訪問し、心身の状態を調査します。
  • 調査項目は全国共通で 74項目(基本調査)+自由記述(特記事項)。
  • 同時に主治医が「主治医意見書」を作成。
  • 試験ポイント「基本調査74項目」「主治医意見書が必要」がキーワード。

③ 一次判定(コンピュータ判定)

  • 調査結果をコンピュータに入力し、一次判定を行います。
  • 要介護度の目安を自動的に算出。
  • あくまで仮の判定であり、最終的な決定はこの後の二次判定で行われます。

④ 二次判定(介護認定審査会)

  • 医師や看護師、社会福祉士などの専門家で構成される「介護認定審査会」が審査を行います。
  • 一次判定の結果・主治医意見書・特記事項を踏まえて、最終的な要介護度を決定します。
  • 試験ポイント「審査を行うのは介護認定審査会(市町村に設置)」

⑤ 認定結果の通知

  • 申請から原則 30日以内 に結果が通知されます。
  • 認定区分は以下の7区分:
    • 非該当(自立)
    • 要支援1・2
    • 要介護1〜5
  • 試験ポイント「認定は申請から30日以内」がよく出題されます。

⑥ ケアプランの作成

  • 要介護認定を受けたら、サービスを利用するために「ケアプラン(介護サービス計画書)」を作成します。
  • 作成者は以下のとおり:
    • 要支援認定 → 地域包括支援センター
    • 要介護認定 → ケアマネジャー(居宅介護支援事業所)
  • 試験ポイント「要支援は地域包括支援センター」「要介護はケアマネジャー」

⑦ サービス事業者との契約・利用開始

  • ケアプランに基づき、訪問介護・デイサービス・施設入所などの事業者と契約。
  • 契約後にサービス利用が始まります。
  • 利用者は原則 1割(一定所得以上は2割または3割) の自己負担を支払います。

利用の流れを図で整理

  1. 申請(市町村へ)
  2. 要介護認定調査(基本調査+主治医意見書)
  3. 一次判定(コンピュータ判定)
  4. 二次判定(介護認定審査会)
  5. 認定通知(30日以内/要介護度決定)
  6. ケアプラン作成(要支援=包括支援センター/要介護=ケアマネ)
  7. サービス契約・利用開始

この流れをスムーズに書けるようにしておくと、試験対策も安心!


試験での出題ポイントまとめ

  • 申請先は「市町村」
  • 調査項目は「74項目」「主治医意見書」
  • 一次判定=コンピュータ、二次判定=介護認定審査会
  • 結果通知は「30日以内」
  • ケアプラン作成者:要支援=地域包括支援センター要介護=ケアマネ

練習問題(介護福祉士試験対策)

Q1. 要介護認定の申請先はどこか。
A. 都道府県
B. 市町村
C. 保健所
D. 民間の介護事業所

Q2. 要介護認定の一次判定を行うのは誰か。
A. 市町村職員
B. 介護認定審査会
C. コンピュータ
D. ケアマネジャー

Q3. 要介護認定の結果は、申請から原則何日以内に通知されるか。
A. 14日以内
B. 21日以内
C. 30日以内
D. 60日以内

Q4. 要支援認定を受けた人のケアプランを作成するのはどこか。
A. 地域包括支援センター
B. 居宅介護支援事業所
C. 介護老人福祉施設
D. 家族のみ


解答と解説

  • Q1. 正解:B(市町村)
  • Q2. 正解:C(コンピュータ) → 一次判定はコンピュータ、二次判定は介護認定審査会。
  • Q3. 正解:C(30日以内) → 申請から30日以内に通知される。
  • Q4. 正解:A(地域包括支援センター) → 要支援のケアプランは包括が担当。

まとめ

介護保険サービスの利用には「申請 → 調査 → 判定 → 認定通知 → ケアプラン作成 → サービス開始」という流れがあります。
試験では、申請先・調査内容・判定の仕組み・通知期限・ケアプラン作成者 がよく問われるので、必ず整理して覚えておきましょう。


勉強を続けているみなさん、本当にお疲れさまです。
この知識は試験だけでなく、実際に利用者さんやご家族を支援するときに必ず役立ちます。
一緒に合格を目指してがんばっていきましょう( ˶˙ᵕ˙˶ )